ファミコンで同名のゲームがあり、それが非常に面白かったため興味が沸いたのだが、

いかんせん見る機会が無いし、今更ビデオを見る為に、ビデオを設定するのが億劫だったりする。
(最近殆どDVDだしね…)
それにビデオ自体が入手困難な状況らしい。どうしたもんか。

FC版スウィートホームは怖い怖いと言われるが、カプコン製という事もあり、
何気にゲーム単体としても面白かったりする。
普通に謎を解いてくだけでも面白いし、何より仲間が一度死んだら蘇らない、というのもポイント。
緊張感が半端じゃない。

演出面も凝っており、敵キャラクターはかなり怖く(有名なのは半身男や”ひと”やナタ男とかか)
当時の小学生がこんなのやったらトラウマになるんじゃないかと思えるグラフィックばっかである。
ただ、それらもFCながらにかなり頑張ってる結果で、
世間の評判ではバイオハザードの原点とまで言われている。
そのスウィートホームの正当後継と言われているのが、コープスパーティである。
フリーゲームなので、誰でも遊べるのだが、
正直ファミコンクラスのドット、音源、シナリオを我慢できる人以外にはお勧めできない。
というか、今時の子供ってPSから入ってるからドットに慣れてないっていう話をちらほら。
贅沢言うんじゃネと言いたいですが。
コープスパーティ自体は、スウィートホームをやった事のある人なら懐かしいーと感じるかも。
兎に角人が死ぬ。主人公以外は行動を間違えると、問答無用で死んでしまうのである。
例えそれが主人公の幼馴染だろうが親友だろうが主人公に想いを寄せている子であろうが妹だろうが
(これで全員ですが)、アッサリブシャっと死んでくれる。(本当にそんな効果音で)
また、何気にヒロインが幼馴染でなく妹なのがポイント。
顔グラフィックで一人だけ気合入れて書かれてるわ、顔パターンが一人だけ数種類用意されてるわ
(他は全員、主人公も1種類)と、これでもかと優遇されている。
極めつけは幼馴染が死んだルートで身を挺して主人公を庇ったり、
最後に愛の告白をしたりとかなりアグレッシブな妹。

ただ、生き残るルート(=全員生存ルート)では幼馴染を気にしてか、何もイベントが無いのが残念。
いや、あったら別のゲームになりますけどね。
妹が死んだ場合、エンディングも衝撃的で、
あの爽やかな死に様はなんだったんだと思わせるくらい後を引くエンディング。
一番印象に残るのが、良くも悪くも妹なゲームでした。
世間様では、妹萌えゲームの金字塔とまで言われた作品。
”妹”と聞いてオタ魂が震えるぞハートな方はやってみる価値アリかもしれません。

参考リンク
死体とか安置所
 ttp://pentagram.hp.infoseek.co.jp/morgue/
深夜症候群
 ttp://www.kitanet.ne.jp/~seta/game.html