蛇足

AVフェスタとかそうだもんなー。
前にAVフェスタ行ってビックリしたのが、自作スピーカーの視聴大会みたいなの。
視聴部屋に高そうな機器が並び、それに繋げる自称オーディオマニアの偉そうなオッサン達作成の
変な(少なくともデザインセンスはかけらも無い)スピーカー。
で、それらの比較視聴をする見学(聴学?)者達。こちらも見事にオッサンばっかり。
他には丁度ソニースーパーオーディオCDの視聴会があったが、
(懐かしいね。CDよか音域広めたヤツ。
ぶっちゃけ音質無視のMDを普及させてるソニーが自分の首絞めてるようなもんだが。
まぁ速攻廃れたからどうでもいいけど)
普通のCDと対比させるわけでもなく、単にスーパーオーディオCDを垂れ流すだけ。
しかも流行を狙ったか宇多田ヒカルのCD。
よりによってボーカル曲とか、一番モニターするのに辛いの選ぶのかーと呆れたもんである。
因みにスーパーオーディオCDの凄さは当然のごとくわかるハズも無く。
(というか宣伝目的だったのか、あれは。
宇多田のCDを全員知ってて音質まで知り尽くしてるのが入場条件だったんだろうか)
それよか他の会社の真空管アンプの方が勉強になったしね。(暖かくていい音だった記憶が)


オーディオ関係は、突き詰めて行くと機械との戦いになってくるから、どうしても数字に強い理系のファンが多くなってくる。
だが、昨今の理系離れも手伝い、コアな理系のオーディオマニア予備軍が減り、
逆に文系ユーザーは音質無視の聞ければいい物に傾倒気味だ。
オーディオ関係は、もちっと音質無視のオーディオ初心者などを
中級商品に目を向けさせる努力、もしくは敷居を低くする必要があると思う。
初心者の敷居を下げて、初ー中級者の購入金額ラインの底上げとか、
そういうの考えないんだろうか。(考えないんだろうなー…)
オーディオ関連は、なんでもかんでも良いけど高いものを薦めるんじゃなくて、
値段はそこそこだけど、品質もそこそこいいってのを入門者用に薦めて普及する努力が足りないと思う。
そんな理由から、イイ!ヘッドホン!さんを注目してたり。
最初は誰だって初心者サ〜。