紅MSTの特徴

・参加人数が多い
 550人の登録者は伊達じゃなく、いつも賑わっているようです。
 が、チャットは別にそこまで賑わっているわけではない模様。


 これはどこのMSTもそうなんですが、サイト人数が大きくなればなるほど、
 チャットはかなりの確立で寂れる気がします。
 理由として、大手勢力間の対立でもあった場合(これがまた多いんだ)
 大手勢力の人が参加しない、もしくは一部の大手しか参加しなくなる為、
 非常に間口が偏るからです。
 また、逃げた人達も、自分達のチャットやMSNメッセンジャーを用意し、
 最初から関わらないようになってしまうのが悪循環の元だったりします。 
 それに、いつもいつもチャットに参加して話したい気分じゃないでしょうしね。


・最高熟練度が高すぎる
 前々から青天井のMSTはやってみたいなーと思っていたのですが、
 それにしたって限度があるワケで。
 流石に取得ポイントが多くても、最高熟練度7500はかなり多い予感。
 最高熟練度が多い程、一般のプレイヤー、とりわけ年齢層が高い人達が少なくなります。
 (これは後述します)


 また、廃人前提のプレイになる為、MSTの特徴である能力に任せてゴリ押しが、
 非常に高くなると思います。(まだ大会出てないので確認してないけどね)
 とりあえず、個人戦で頑張るには能力がALL5000くらい必要と踏みました。
 こうなると、もうMSTのプレイの8割はシミュで経験上げに走らなくてはいけないわけで。


 で、それって楽しいの?となります。
 ぶっちゃけ、マクロ使用者か廃人以外生き残れない世界です。
 前にも話しましたが、 http://d.hatena.ne.jp/astarte/20040805
 マクロとは、”極論を言えば”究極の補助ツールです。
 MSTのシミュのみする場合、やる事は延々同じ作業を数万回こなす事だけです。
 それに楽しみが見出せるなら、それはさぞかし幸せなんでしょうが、
 普通の人が耐えられるワケが無く。
 テレビで内職の仕事を紹介していましたが、
 一個0.2円くらいのものを数千個作って時給数百円とか。
 それのタダ働きバージョン。いや電気代使ってるだけマイナスか。


 再度言いますが、マクロ使用者を非難するのは簡単ですが、
 逆に言えば、マクロで出来る事を、プレイヤーは延々こなしてるワケです。
 非難すべきは、マクロを使わない環境(面白いシステム)を提供しない管理者にであって、
 非難する事が出来ず、延々とグチをこぼすプレイヤー、
 廃人前提の環境のクリック作業に合わないプレイヤーなら、
 とっととMSTを辞めるか、他のMSTに移った方が良いと思う。


 でも、この熟練度の敷居の高低は、どのMSTでも課題ですよね。敷居の高さ調整が難しい。


・プレイヤーの年齢層が低め
 前述したとおり、ひったすらクリックする作業な為、
 プレイヤーが暇人と廃人前提になってきます。
 そうなってくると、対象年齢が大学生以下になってきます。
 社会人ではそうそう暇が無いので、そんなバカクリック数に追いつけるはずもなく。
 往々にして、MSTであれなんであれ、社会人とか年齢層が高い層が無いと、
 歯止めが効かなくなる気がします。
 要するに、子供ばっかりの世界。
 なんで自分は保育士免許持ってないのに、子供の世話しなくちゃなんないんだ、
 という感じになって(言い過ぎじゃないのが笑えない)
 大人のプレイヤーはどんどん辞めていきます。


 これは、MSTの管理者自身が、年齢層高めの人達への配慮が無い限り、
 維持するのは難しいです。
 管理人が、「やる気が無いなら辞めてください」とか言ったりしてたら、
 多分社会人のことなんて考えてないんでしょう。
 まぁ同じ立場に立たないと、実感なんて解らないもんなんでしょうけど。


・特殊武装が無い
 皆無じゃないんですが、そこまで多くありません。デフォに毛が生えた程度。
 こうなると、P工房を経験した後で痛感するのですが、
 機体毎の差が、スペックと画像のかっこよさでしか測れなくなります。
 要するに、FAZZとか鬼スペック前提な世界に。
 だって一般武装を装備するのが前提なら、素スペックが高い方が強いワケで。


 F−91を作ろうにも、MEPEが無いからいらないなぁと思ったり、
 ガンダムエルオーブースターを作ろうにも、あー、デフォにはPX無いんだ、
 とかなったり。
 ぶっちゃけ機体に魅力がありません。これはP工房経験者だからこそ味わう苦痛か。


・何かあったら一発削除、キャラ復旧無し
 一回違反があったら、一発で消される模様です。
 再度登録して出直してください、という感じ。
 また、バックアップミスとか管理側のトラブルに巻き込まれても、
 何も補償が無い模様です。つ、辛いなぁ。


 P工房の場合、怪しい人が居たら調査員か管理人が調査→審議→再調査→削除
 キャラ復旧と凍結は、申請があったら応じる形なので、なんか真逆です。
 ですが、その手間のせいで管理人さんは苦しんでるんですが。
 曰く、「マクロ使用者を一人削除するのも楽じゃないですよ」とのこと。いやはや。


・マクロ対策
 面白いマクロ対策な気がします。
 参加人数によってシミュレーターの時間が変動する形。
 ただ、それって少し捻れば、マクロの動作時間を長めにすれば出来るわけで。
 (効率は落ちるが、長くマクロを使用する形。廃人にゃ負けるから、効果的なのか?)
 鯖の負荷対策にも良いから、効果的かどうかは別に、面白いシステムかも。